未来を担う園児たちの幸せを願い、保育環境の確立を目指す保育施設様に向けて、3ヵ年の保育環境改善プログラムを提供しています。保育の確立、環境改善を志すとき、つまずきやすいのは最初の3年。この3年間をしっかりと乗り越えることができれば、園の保育は劇的に変わります。保育環境改善プログラムでは、保育実践歴25年以上の当協会理事長藤田篤から直接指導・研修を受けることができます。
保育環境は3次元
保育環境を考えるときの基本のポイントは3軸。誰でも「聞けばわかる!やれば分かる!」ことですが、教えてくれる人がいなければ知ることも実行することもできません。その ” 誰でもやれば分かる ” メソッドをお伝えします。
園全体の環境を2軸で捉える
保育環境を整えるとき、園全体での一貫性が必要となります。園全体で遊びの横軸・縦軸の整合性をとることで、年度が変わり、クラスが変わっても、保育士も園児も見通しを持つことができるようになり、安心して過ごす事ができるようになります。
保育を確立・自立させる仕組み
本プログラムでは、まさに今現在の困りごとへのアプローチに加えて、現場の課題にどうアプローチするのか?その考え方・思考法を身につけることができます。環境改善に終わりはありません。プログラム終了後も、主体的に改善を続けられるよう、自立を促します。
保育環境改善プログラムでは、下記の指導を直接、理事長 藤田篤から受けることができます。
- 発達心理学に基づいた、知育玩具、絵本、わらべうたの知識、情報、スキル、技術
- 保育環境を自分で改善し、自分で評価できる科学的、客観的な保育環境改善方法
- 一人一人の子どもの内面、背景を洞察する子どもの行動分析から保育にフィードバックする力
- 過去25年保育環境改善に携わり、蓄積された成功事例、失敗事例に基づいた助言
講師紹介
藤田 篤
1966年生まれ。北海道大学教育学部で発達心理学を学ぶ。現在は、日本知育玩具協会理事長として講演・研修・各種メディアへの出演など全国で活躍中。
保育環境の現場での取り組み、指導は25年に及び、年間250件の研修、講演、セミナーなどで全国を奔走するおもちゃと絵本の専門家。15万人の子ども達への読み聞かせ実践に基づいた「魔法の読み聞かせ習慣プログラム」を独自に開発。
また発達心理学と行動観察に基づく保育環境整備を指導。
児童精神科医・故佐々木正美先生と共に学習会を継続、1万人の保育士に保育を100%感動にする絵本とおもちゃの与え方の指導を続ける。
理事長を務める(社)日本知育玩具協会では200名に上るインストラクターを全国に育成。
東京大学名誉教授・汐見稔幸先生に「おもちゃの師」として見いだされ、おもちゃを生かした保育環境改善セミナーを開講、汐見先生と共に登壇するセミナーは毎回キャンセル待ちの人気を集める。
海外教育施設とも深い繋がりを持ち、スイス、ドイツ・北欧の教育施設から招請され、おもちゃ、教育、保育、文化について交流と学びを深める。
講師 藤田篤 からのメッセージ
研修園の様子
愛知県N市 W保育園
静岡県K市 こども園
愛知県 しおみが丘保育園
愛知県 明野保育園
保育環境改善プログラム参加園には、「保育環境改善セミナー※」で、実践園として登壇・発表していただく機会があります。
※2019年から東京大学名誉教授 汐見稔幸先生にご登壇頂いています。2020年は、5月東京、9月名古屋にて開催。実践園の発表について、講評していただきます。
各種保育研修メニュー 一例 ※1回からお引き受け可能です
■各種実践講座 実際に遊びを体験しながら、遊び方・与え方を学びます
心の育ち、人としての育ちの講座
- – 基本的信頼・自制心を育てるには –
エリクソンのライフサイクル理論 乳児 - – 自己肯定感を育てる、友達関係を豊かに –
エリクソンのライフサイクル理論 幼児 - – 意欲を育てる・小1クライシスから子どもの心を守る –
エリクソンのライフサイクル理論 学童期
遊びのスキルアップ講座
乳児編
- 発達を支える乳児のおもちゃの与え方
- 乳児のままごと遊びの育て方
- 乳児の積み木遊びの育て方
- 初めてのドイツゲームの与え方 2歳児クラス
幼児編
- 集団での積み木遊び 基礎・積み方編
レンガ積木を知る、使う - ファンタジーを育む積木の共同遊び
レンガ積木で遊びを広げる - ドイツゲームの与え方 幼児
- 美しい作品を創る喜び・使う喜びを機織りで
手仕事、機織りの与え方 - 3歳からはじめる、集中力を育てるラキューLaQの与え方
創造力を育てる4・5歳のラキューLaQの遊び方 - フレーベルの構成遊び
- 構成遊び体験講座
- 玉の道:キュボロ体験講座
学童期
- ドイツゲームの与え方 他